「セルフカラーってなんでこんなに難しいんだろう・・」
もしかしたら以下のようなことでお悩みじゃありませんか。
- セルフカラーをしたら、色ムラになった
- 何度かやってみたけど、なんかうまくできない
- 髪が痛んだような気がする
このような理由でセルフカラーを諦めていませんか?
たしかに、色ムラができた、髪が痛んでしまった、といった失敗談はセルフカラーによくあることも事実です。
「それじゃやっぱり美容室にお願いするしかないのかな」
ますますそう思ってしまったあなた、答えを出すのはまだ早いです!
実は、セルフカラーを上手に仕上げるためには、4つのコツがあります。
時間的・経済的コスパに優れたせっかくのセルフカラーです。
しっかりコツを押さえて、「え!?自分で染めたの!?」と、お友達もびっくりするほど綺麗な仕上がりを目指しましょう。
セルフカラーを上手に仕上げる4つのコツ
セルフカラーの仕上がりを格段に上げるには4つのコツが必要です。
これまで、セルフカラーが上手くいかなかった理由が、もしかしたらここにあるかもれませんね。それでは見ていきましょう。
コツ1,しっかりブロッキングをしておくこと
出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/annadonna/dyedhair.html
ブロッキングとは、髪を小分けにすることを言います。
髪を小分けして塗る事で、塗りムラがなくなり、しっかりと髪にカラー剤を塗っていくことができます。
実は、セルフカラーで一番失敗が多いと言われているのが「染めムラ」
しっかりとしたブロッキングは、「染めムラ」をなくす事に繋がりますので、しっかりブロッキングはしておきましょう。
分け方としては、耳前左の部分・耳前右の部分・後頭部の上部分・後頭部の下部分の計4つに分けます。
ちなみに、美容室ではヘアクリップを使用する事が多いですが、セルフカラーでは根元にしっかりとカラー剤を塗っていけるよう、ヘアゴムを使ってのブロッキングがお勧めです。
コツ2,染まりにくいところから順に塗っていくこと
出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/annadonna/dyedhair.html
襟足部分は染まりにくいと言われています。
塗る順番は、染まりにくい後頭部下のブロックから始めましょう。
ここで注意したいのは、生え際だけを先に塗っていく事。
ムラをなくす為です。
ブロック周りの生え際を塗りおえたらヘアゴムを外し、少しずつ髪をとりながら生え際だけを塗っていきます。
同じように、後頭部上のブロック、次に耳前のどちらかのブロック、残りの耳前のブロックと進めていきます。
髪全体の生え際を塗り終えたら、今度は毛先まで全体を塗っていきます。
この時、毛束をいくつかに分けながら塗ると、カラー剤が髪の内側まで届いて、塗りムラがなくなりますよ。
コツ3,放置時間の厳守と乳化をすること
髪全体にカラー剤を塗りおえたら、ラップで髪を包んで放置します。
セルフカラーをおこなう際、放置する時間は厳守してください。
記載時間より長く放置してしまうと、当然髪へのダメージが大きくなり、痛みの原因になります。
また、放置時間を終えた後は、より綺麗に仕上げる為、水(お湯)とカラー剤をなじませる“乳化”を行うことをお勧めします。
少量のぬるま湯(水)を頭に加え、揉みこむようにして根元についたカラー剤をなじませていきます。
“乳化“は、染めムラを防ぐだけでなく、色持ちも良くなるのでカラーリングに”乳化“はとても大事な工程なのです。
コツ4,トリートメントケアをしっかりすること
セルフカラー後の髪はとてもデリケートになっています。
洗い流した直後のトリートメントはもちろん、ダメージが落ち着く1週間~10日間は、トリートメントでしっかり髪のケアを行いましょう。洗い流さないタイプのトリートメントを使用するのもお勧めです。
セルフカラーの定番『泡タイプ』の上手なやり方
初心者向けセルフカラーと言えば、定番『泡タイプ』ですね。
泡タイプの魅力は、なんと言ってもカラー泡剤を、直接髪につけてシャンプーするように揉みこむだけという使いやすさ。
しかし、泡タイプを使用する時、もっとも気を付けたいのが「染めムラ」です。
ブロッキングの必要がないので、特に髪の内側はカラー泡剤が届きにくい。
このような理由から泡タイプは染めムラになりやすいんですよね。
泡タイプを使うときは、
- 「髪の内側にもしっかりとカラー泡剤をつける」
- 「とにかく泡をたっぷりつける」
この2つが泡タイプでセルフカラーを上手に行うポイントです。
セルフカラーでよくある失敗
セルフカラーのよくある失敗で、「色ムラ(染ムラ)」と「逆プリン」があります。
色ムラ(染ムラ)とは?
色ムラ画像出典:https://ameblo.jp/red-nose0307/entry-12439237633.html
髪の色味がまだらになっている状態。
染めなおして対処できる場合もありますが、完璧を目指すなら美容院に駆け込むしかない場合も多々あります。
逆プリンとは?
出典:https://ameblo.jp/hana-bu2/entry-12464293923.html
根元が髪の毛先より明るくなってしまった事を言います。
特に、髪色を明るくするためのカラー剤は、暗くするカラー剤より、強い薬剤が使われています。
そのためカラー剤を根元につけすぎた時や、放置時間が長くなりすぎた時に、「逆プリン」は起こりやすいんですよね。
まとめ
一見むずかしそうに思われるセルフカラーですが、しっかりとコツをおさえながら行うと、そう難しくありません。
上手くいかないという事は、そこに理由があるものです。その理由さえクリアできれば、セルフカラーが上手くなります。
また、カラー剤そのものも、日々研究され、より安全に、より使いやすくなってきましたよね。
だからこそ気軽に、そしてもっと自由に、髪のオシャレを楽しみましょう。
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